涙涙の一時間でした。
よくもまぁ、一時間で収めたなぁ。
延長してもよかったのに。
約一週間眠り続けた太郎は、美和子が駆けつけた翌朝目覚める。
過去の記憶は戻り、美和子と共に東京へ帰る決心をした太郎。
身支度を整え、オリオン座を後にしようとした太郎は鈴と対面する。
鈴に、勇一として挨拶を交わし礼を述べる太郎。
太郎でなくなった太郎を前に悲しみを堪えながら、鈴もまた
思い出と礼の言葉を口にし、泣きながらその場を立ち去る。
その時太郎は…。
鈴が走り去った時の勇一の表情は、まさに「太郎」だったから、
え?まさか記憶は残ってるのか?と思ったのだけど…。
荷物を取りに映写室に訪れた勇一は、そこにいたジェームスに声をかける。
「おまんは夢を叶えろ」と。
そう、太郎は太郎の記憶と勇一の記憶とを持っていたのだ!
そうきたかーー。
美和子から娘がいると聞かされた勇一は、太郎の記憶を封印したまま
娘の為だけにこれからを生きて行くと心に誓う。
そのことをジェームスにだけは打ち明けるのだった。
でも、もし子どもがいなかったら、太郎はどんな選択をしてたんやろ?
娘の為に、惚れたはれたを封印したのなら、娘がいなかったら
心のままに突き進んでたってことやんなー。
その時は、やっぱり鈴と…?
その後、オリオン座の人々・鯖子さんと別れを告げ、クロワッサンには
無言のまま、すれ違いざまに「ニヤリ」と笑う。
うーむ、あの表情には、ゾクッときたぜよ。
バスに乗り込む太郎にエールを送る町の仲間たち。
バスに乗った太郎を走って追いかける鈴。
太郎が書き残していた鈴へのプロポーズの言葉と共に、バスは
走り去って行く…。
そして、現代。
太郎の孫にあたる旭は、母さくらに導かれるまま訪れたオリオン座で
祖父の生き様を描いた『歌姫』という映画を観る。
その際、オリオン座に祖父の懐中時計を忘れてきた旭は、後日、
懐中時計を受け取る為、待ち合わせの場所へと急ぐ。
そこで、松中ルリ子という女性と出会い…恋に落ちるのであった。
キーワードは、バッタもんの真珠のネックレスとカレー。
そっかぁ、孫の代で、太郎と鈴の恋が成就するねんなー。
ホンマ、えぇドラマやったっちや。
みーんなえぇ人やったっちや。
結末をわかった上で、もう一度最初っから観たいちや。
グッときたドラマやったっちやーー。
へばっ。